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ラフマニノフ作品と映画の相性 [クラッシック音楽]

ロシアを代表する作曲家と言えばチャイコフスキーとなるが、
映画好きの私にとっては、ラフマニノフの作品は無くてはならない薬である。

抒情的で美しいメロディが印象的な、
ラフマニノフの音楽ほど映画で使われたことの多い作品はない。

ラフマニノフ作品の中で最も有名な曲は、
ピアノ協奏曲第2番ハ短調とピアノ協奏曲第3番ニ短調の
二つのピアノ協奏曲である。

ピアノ協奏曲第2番は、
古くは1948年公開の「逢びき」(デヴィッド・リーン監督)や「七年目の浮気」、
「旅愁」などの映画で効果的に用いられ、
フィギュアスケートなどでも定番中の定番。
最近では「のだめカンタービレ」で使用され、
主人公、野田恵が、千秋真一演奏のこの曲を聴き、
大きな衝撃を受け、本気で音楽に目覚めた曲。
かってはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とカップリングされる
名曲中の名曲と言える。

「逢いびき」はラフマニノフの死後2年目に公開され、
全編を通して使用された情熱的でメランコリックな旋律が、
映画を昇華させた。

一方、ピアノ協奏曲第3番は、
ピアニストにとっては、難曲中の難曲。
映画「シャイン」の主題曲として、
ピアニストの最高峰と呼ばれる名曲。

何といっても映画史に残る使い方がされたのが、
映画「ある日どこかで」で、そのモチーフ曲として使われた、
パガニーニの主題による狂詩曲。
いわゆるラプソディであろう。

この作品は「激突!」のリチャード・マジスン原作の幻の名作。
1980年に公開され、世界にカルト的ファンを持つロマンチックな作品。
全編に流れるジョン・バリーの音楽は、
映画を最高に昇華させた。

世界的なピアニストであったラフマニノフのメロディメーカーぶりは、
交響曲第2番や交響的舞曲(シンフォニックダンス)でも発揮。
特に交響曲第2番では甘く切ない旋律が、
何回も繰り返され、アダージョの第3楽章は映画音楽そのもの。
交響曲第2番もたしかテレビドラマ「恋人たち」で使用され、
ラフマニノフの音楽が国内でも認知された記憶がある。

そして私がひそかにラフマニノフの最高傑作だと思うのが、
無伴奏合唱曲「晩檮」。
この作品は。ロシア正教の典礼音楽として書かれているが、
その深遠で美しいロシア聖歌の響きは、
涙が止まらないほど美しい。






ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調

  • アーティスト: アシュケナージ(ウラジミール),ラフマニノフ,ハイティンク(ベルナルト),アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/04/21
  • メディア: CD



ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

  • アーティスト: アルゲリッチ(マルタ),ラフマニノフ,チャイコフスキー,シャイー(リッカルド),キリル・コンドラシン,ベルリン放送交響楽団,バイエルン放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD



ラフマニノフ:交響曲全集

ラフマニノフ:交響曲全集

  • アーティスト: ラフマニノフ,アシュケナージ(ヴラディーミル),アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1996/01/25
  • メディア: CD



ラフマニノフ:交響曲第2番(完全全曲版)

ラフマニノフ:交響曲第2番(完全全曲版)

  • アーティスト: プレヴィン(アンドレ),ラフマニノフ,ロンドン交響楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD



ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



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mu-ran

If you think that Rachmaninov 2nd the 3rd mouvement is a sort of Film Music, it is a shock for us all. Rachmaninov was a great pianist and the difference between him and the great Schumann is the fact that the Rachmaninov knew quite well to demonstlate his ability of the orchestration. His third Symphony should be performed more often. He is one of the most important musical figure in the 20th century also as a symphonist. ムーラン
by mu-ran (2010-07-31 04:39) 

cfp

mu-ranさん、こんにちは。

ラフマニノフは愛すべき、大ピアニストであるとともに、
20世紀最大の作曲家であると思います。
昔はチャイコに取りつかれていましたが、
今ではラフマニノフ、マーラー、ブルックナー
そしてワーグナーばかり好んで聴いています。
by cfp (2010-07-31 10:05) 

うさ

こんにちは。ご訪問&niceありがとうございました。
ラフマニノフの音楽は映画音楽、ドラマなどでも確かによく使われていますよね。抒情的だから…そういう理由はよく見かけます。ただラフマニノフ・ファンから言わせていただくと…ラフマニノフの音楽は「抒情的」だけではないんですよね…^^ 旋律以外のどのパートをとってもそこには美しいメロディーが存在し、和声的には古くさい手法をとっていたのかもしれませんが、現代でも十分通用するような新しさもそこに見出すことが出来るように思います。素人なのに、こんな生意気なコメントを残しすみません(笑)。
「晩檮」は私も大好きな曲の一つです♪
by うさ (2010-07-31 16:29) 

mu-ran

これ面白い題材なので

よく考えてブログに書いてみますね。

要は映画音楽とはなんぞや。ですね。

これ結構面白いです。mu-ran
by mu-ran (2010-07-31 23:28) 

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